前回のあらすじ
気が付いたらこんなに日が経ってしまっていた。サボり癖とはかくも恐ろしいものである。まぁ無理して続けてもしゃあないのでゆるゆるやっていこうと思う所存。というわけで続きと行こう
今回はこの記事(キミも今日から魔法使い ~【魔法の才能】のノウハウ、公開します1~【シノビガミ】)の続きだ。前回までは魔法の大体の概要をさらっと書いてきた。ここからはより細かく、それぞれの魔法についてその性能と触媒の確保、構成の組み方等を詳しく述べていこうと思う。断っておくが、全ての触媒の確保方法などではなく、比較的取りやすい触媒しか挙げない為正確なデータが欲しい方は普通にルルブを開いていただきたい。話を分かりやすくするためなのでご承知を
ちなみに言い切ってしまうが、触媒を確保する手段も持たずに【魔法の才能】を持つのは止した方が良い。【師匠】を持っておきながら【教導】を使わないのと同じぐらいには無意味だ。何にしてもそうだが
「今やっていることは払っているものに対する価値はあるのか?」
はつねに検討していきたい。んじゃ本題へと参ろう
各魔法の特徴と使い方
【完全成功】
抵抗不可 ※構造上抵抗判定がないので絶対に通る
触媒:神通丸
・性能
個人的にだが、魔法の中で一番強いと思う。どれだけ-修正があろうが神通を払うだけで判定を絶対に成功にしてしまうのが弱いわけがない。中忍頭15以上になると-修正を盛った高打点で一気に生命力を持ってかれたりするわけだがそれさえもダイスを振らずに回避出来るし、その他にもくら絶や秘中の秘への回答にも成り得るので見れる範囲は広い。触媒も確保しやすい部類であるのがまた良い
・構成
ぶっちゃけ普通のスぺ神咒に沿えるだけでいいから構築難度は一番低いと思われる。要は神通が補給できればいいので【一筒】でも可能っちゃ可能なんだがコイツはサイクル数に依存する為繰り返しリソースとして回収するならある程度の戦闘力も担保できるスぺ神咒が最適解だろう。逆に言うと完全成功にするならスぺ神咒以外の選択肢は無いともいえる。【大権現】が積めなくなる都合上スぺ率は下がってしまうが、N課で【桜火】を積んだり最悪【旗魚】を使うことで実用的なスぺ値にすることも出来ないわけじゃない。それと本末転倒気味に思えなくもないが、奥義を巡らしで大権現を使用することもできるっちゃできる(曲歌対策も出来るし)
構築例
・【魔琴】or【桜火】or【千矢】+【水晶眼】+【凶手】+【神咒】+【一角】
背景 【末裔】【魔法の才能】【自由枠】(【先読み】か【加速】がいいかも)
見たまんま。特記事項なし
・【魔琴】or【桜火】or【千矢】+【霊玉】+【凶手】+【神咒】+【一角】
背景 【末裔】【魔法の才能】【自由枠】
上の構成の現代退魔協力確定ver。水晶眼を使わない分、ワンチャン度というか楽しさは落ちる
【不死身】
抵抗不可
触媒:兵糧丸
・性能
破れない素不死身ということで、二つ目の受け札(もう一つくらいメイン級の防御札や受け札を持っておいた方がいいという意味)として優秀。生命力が回復できなくとも変調対策(故障以外)になるし。ただまぁ態々10点割いて取る程のモンかと言われるとどちらとも言えないのが実情。決して弱いわけではないんだがある程度戦闘をこなせる構築でないとその強さは実感しにくいと思われるので、やや玄人向けより感は否めないと思われる。ただ、定め不死身と魔法不死身の二枚不死身態勢の安心感と楽しさは異常な為、興味あれば組んでみてもいい
・構成
触媒が忍具である魔法に共通することではあるがまずスぺ神咒。それと兵糧を産む手段は神通に比べて増える為そちらも視野に入る。まぁ実用的なのは血餅辺りだろうか
構築例
・完全成功と同じくスぺ神咒系
・【血餅】+【羅盤】+【千矢】+【風饗】+【自由枠】
背景【魔法の才能】【末裔】
血餅で2,3個触媒を確保しておいて後は火力に振ったカンジ。メイン定めでも良いし、羅盤を捨てて家宝再生とかでも良いかもしれない
【判定妨害】
抵抗可
触媒:遁甲符、対象の【秘密】
・性能
抵抗判定が挟まってしまうものの、触媒の生産手段の多さと軽さからそれなりに実用性は高い魔法だ。遁甲符を触媒として産む構成なら遁甲投げるか魔法にするかと選択肢が増えるのも魅力だし、くらましや【喘縄】なんかの-修正系との相性も飛び抜けて良いので構築や味方との噛み合いが起きやすいというのも評価点かと思う。触媒の一つが対象の【秘密】という都合上、何をせずとも初手から撃てるのは他の魔法にない明確な強みとみて間違いない。魔法判定妨害特有の難しさはあるものの、触媒を確保する構成の完成度さえ上げてしまえば奥義のそれよりは比較的難易度は下がるので気軽に出しやすいというのもある
・構成
例によってスぺ神咒。あとは【天眼】と組み合わせるのもよく見かけるし小生自身も組んだ。私見だが、魔法構成の中では一番多様性が生まれやすいのがこれなのではないかと思う。理由は単純に、遁甲符を産める忍法が多い上にそれ一個で完結する物だったり少ない枠で実現できたりする為だ。殴り合いに勝つ手段の一つとして積むも良し、ある程度戦闘を捨ててサポートに振るも良しと言ったところだろうか。かなり抽象的な話になってきたので、具体的なところは構築例で示していこうかと思う
構築例
・スぺ神咒
・【天眼】+【禁術】+【真蛇(鏖殺)】+【慢心】+【揺らし】
背景【魔法の才能】【末裔】
正直天眼禁術魔法妨害だけで仕事できるんで、他の3枠はぶっちゃけ何でも良い。今回はとりあえずダメージを起こせばいいところに注目してあえて(?)逆張りして普通に性能の高い攻撃忍法である【鏖殺】を積んでみた。多少殴りに行くなら【喘縄】は悠長に感じたためそこの枠は【慢心】
・【機忍】+【天眼】+【炎刃】+【翼煙管】+【夜駕籠】
背景 【魔法の才能】【末裔】【自由枠】
サポート使った瞬間に炎刃ぶち込んで触媒確保。明らかに対人戦寄り。コストは神面瘡でやりくり
・【慢心】+【喘縄】+【解説】+【逆境】+【武曲】
背景【魔法の才能】【自由枠】【自由枠】
カス。御斎は妨害に使いやすい弱みが追加されたので、くら妨重ねたりもできる。カス
【絶対防御】
抵抗不可(防御もらった目標は出来るけど普通しないだろ)
触媒:不信、目標に対する友情か忠誠か愛情
・性能
大トリを飾るのはこいつ、【絶対防御】である。発動さえしてしまえば絶対防御メタ系の構築をしていなければどうあがいても貫通は不可能。何気に感情をマトモに触媒にすることを視野に入れられるのはコイツだけだ(この魔法に関してだけは感情判定による”アタリ”の確率が高い為)。
・構成
小生これに関しては魔法の中で一番研究したと言っても過言ではない(隙自語)。といっても大した成果があったかというとそうでもなく、実用に耐えうるのは感情型と早業型くらいのものだろう。感情型の方はと言えば、普通に監視一服をしている構成に魔法防御を積むだけの簡単なお仕事である。お目当ての感情が出るかはどうかはぶっちゃけ運だが、期待値自体は悪くはない(というかこれ以上にマトモに触媒を稼げる構築が少ないというのが正しい)。早業型は補助判定で仙丹を作ってしまおうという狙いな訳だが、如何せん一度しかできないというところがネック。開祖するというのもなくはないがそこまでするかぁ?という気がしないでもない。どちらの構成にも言えることではあるが、戦闘力は特に無いので魔法防御を使い切ってしまったら唯の置物でしかない為双子が要るもののそうなると少なくとも中忍頭17点環境以上でないとマトモに動かないと言う事になってしまうのでかなり出撃の幅が狭いことにはご留意頂きたい。
構築例
【機忍】+【一服】+【監視】+【道具箱】+【魔界転生】 双子【千矢】+【獣化】+【風饗】
背景【魔法の才能】【双子】
道具箱からは変心丸を取ってくることで少なくとも二つは触媒を確定させることができる(使う際に後出で使う感じが良いだろう)。魔界転生で感情手番を生んで触媒ガチャのチャンスを一回増やしているので、サイクル数+1回のガチャが出来るということになる。双子先の説明は特に要らないと思うので省略する
※早業に関しては一服監視と併用するも良し、開祖するも良しということであえて構築例は省く。面倒くさいので
終わりに
如何だっただろうか。自分では色々と考えているつもりではあっても、言語化してみれば意外と呆気ないものであるというか大したことは言っていない印象だ。そんなわけなのでこれを完コピするも良し、自分の好きなように調整して遊ぶも良し、完全に新しい魔法構築を模索するも良しと好きなように魔法構築を楽しんでくれれば、魔法が好きな小生としても願ってもない喜びであると言っとけばいい感じに締まるやろ。ちゃんちゃん
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