一度【一見】を使ってみろ。飛ぶぞ【シノビガミ】

今回のあらすじ

今回はどちらかというとただ【一見】が楽しいってことを言いたいだけである。一使い方のコツみたいなものはあるがそんなこたどうでもいい。一見は楽しい。使え。

一見の強み ~ぶっちゃけ今更再確認する必要ある?~

奥義を初手で止められる。おわり。文字で書くのは簡単だが、その実態は予想外の断ちクリでぶち殺そうとして来ようが驚き妨害しかけて大火力でわからせようとして来ようがくらましのついてない奥義など粉砕することができることを意味する。
「奥義は絶対最初の一回は通る」
このシノビガミのシステムにおける大前提をぶち壊すクソトンデモ忍法。それが一見だ。協力型であるならその恩恵はいわずもがな(撃ち範囲のケア、判定妨害でPC一人が機能停止に陥ることから生じるひずみのケア、ボスの不死身潰しetcetc)だが、対立型においても相手に大幅なゲームメイクの変更を押し付けることができたり、(流石に一見を使える環境では少ないだろうが)秘中の秘を始めとした奥義に依存した型であれば完封を出来る可能性を持つポテンシャルを秘める。総じて、特殊型への適性も高い。更に言うとこの忍法、積むだけなら特にリソース消費がない。【相克】やら【滅び】やら使って奥義を見せる必要もない。この手の忍法に課されている制約や特殊な発動条件すらない。何言ってだコイツ。このやヴぁさを例えるなら、承太郎がDIOとの決戦時に最初っから時止め返しできるようなものだ。アホすぎる。

というわけで一見は楽しい

能書きは済んだのでここではもう誰の得にもならない戯言を垂れ流していく。ボスの奥義を自分一人で受け持って潰す快感は他の何にも代えがたいものがあるしマジ堪んねぇとこれに尽きる。撃ち範囲みたいな被害が甚大な奥義が出てきても微笑ましい気持ちで構える事ができる心的アドバンデージは尋常じゃない。ボスの忍法構成とその対処に集中できるし、一見使える環境なんてただでさえ表の忍法だけでも殺意がパないのに、そのうえ奥義で崩されるってなったらおちおち寝ても居られない。でも、それすら案ずる必要はない。そう、一見ならね。どんな大火力ぶち込まれたところで0点不死身で一度は生き返りやがるなんて気だったボスがそのまま沈んでいくその姿はお笑いだったぜ

「頭をかかえるような『トラブル』とか、夜もねむれないといった『奥義』をつくらない…というのが、わたしのボス戦に対する姿勢であり、それが自分の幸福だということを知っている」
33歳サラリーマンさんによる一見レビュー

一見を使うコツ ~申し訳程度の実践講座~

実用性と実用性の間に駄文を挟む狡猾なテクニックを披露してしまったわけだがそれはそれとしてコツの話である。まず一見を単品で積むのはよした方が良い。いくら奥義破りのチャンスがあったところで、”そもそも破れなきゃ無意味”からだ。初手から破れようがなんだろうがくら絶はまっさらにくら絶である。故に奥義破りをサポートする何かしらの忍法を併用することを強く勧める。【百眼】や【八角鏡】などがいいだろう。【博識】、【涓滴】なんかも選択肢に入らないことはないが、前者二つを押しのける性能はしていない。というわけで上忍環境であれば9点から使える一見ではあるが、個人的には少なくとも11点使える環境で使用することを推す。【百眼】と合わせるなら11点、【八角鏡】なら15点必要だからだ。ちなみにどちらの方がいいかは好みが分かれる。上振れを狙いたかったりリソース消費を嫌うなら【八角鏡】、汎用的に刺さるのが良いのであれば【百眼】と使い分けよう。
そしてもう一つ重要なのが、一見だけに構成を寄せ過ぎてもいけない。一見百眼八角鏡覆滅とかやりたい気持ちは痛い程分かるが4枠も割くのは過剰だ。多くても背景枠を使わず一個忍法積むぐらいにしておこう。正直一見持つだけでPC一人分の仕事は出来ると言っても過言ではないが上忍以上の環境において、PC一人がサポしかできないというのはそれなりに痛手ではあるし、何より、なんかの間違いで一見が消えようものなら(ちなみに呪いやら【影斬】とか実戦で十分起こりえるライン)もうそれだけで立っていることしかできなくなる。それはきっと、楽しくないだろう。
というわけで残り4枠とかそこらで戦闘用の忍法は取り揃えておこう。【変形】に【万華鏡】とかぶち込んでおくだけで形になるし【機忍】で色々持ってくるという道もある(だから斜歯はぶっ壊れているとも言える)。忍法は二枠割けば十分というのもれっきとした一見の強さとしてとらえると良い。

まとめ

本日は平時よりさらにIQ低めでお送りしました

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