耐久型はこのゲームではあまり強くないよという身も蓋も無い現実【シノビガミ】

本当に強い構築を作りたいと思うのであれば異議があるないにかかわらずこの考え方を知っておくことは重要だ。理由は単純で、このゲームは耐久を盛るより火力を盛るのが圧倒的に楽で早い為である。また、不都合なことに複数人を護るより複数人を叩く方が明らかに簡単なようにこのゲームはできてしまっている。以前【鏖殺】の記事で語ったように、癖が強いとはいえ攻撃忍法として複数攻撃のオプションがついている忍法はそれなりの数ある上、隠忍ブックでは【三尸】、斜歯ブックでは宿し等実戦向きな複数体攻撃手段も増えてきた。これにより元からやや厳しい立場であったタンク型が更に苦境に立たされてしまった形になるだろう。では、より具体的にそれらを見ていこう

①対立型においての負担
対立型で自分が火力を出さない選択をすると必然的に協力者に要求される打点の比重が高くなり、負担がかかりやすい。もしなんらかの形でその協力者が機能停止に陥ってしまうと巻き返しは困難を極めるだろう。有体に言ってしまえば依存度が高いということだ

②くら絶で代替可能
味方の生命力減少を防ぎたいという考えなら正直自分も守れるくら絶だけで必要十分なのだ。もし不安なら峠牙や浮足等を合わせたってかまわないし、そちらの方が実質の使用枠が少なくて済む

③味方を守るという観点で、強い忍法背景奥義がそんなに多くない
少し話を変えよう。比良坂ブック刊行がされ速攻で黄泉神が弱体を喰らって久しいが、なぜアレがぶっ壊れ扱いされたかというと
・それぞれの屍忍が独立して複数を守ることが可能(自由度が高い)
・自らの生命力リソースを払う必要はない
・相手側の対応を厳しくすることができる(この場合はくらましをつけやすい上に比良坂なので沈黙も取りやすい)
・どんな過剰打点を叩き出されたところで関係はない
・毎ラウンド振り回せる(使い切りではない)
別に黄泉神をageする気分でもないので適当に触れておいたが、寧ろこれと同等もしくはやや劣化ぐらいの性能を持つデータは他には存在しないと言ってしまっていい。

④守りたい対象の方が回避が近い可能性もある ※回避タンク型限定
読んで字のごとく。一応開眼や微睡で後出し特技修得するという手もあるにはあるのでここは気の持ちようと言ったところだろうか?

最後に伝えたいこと
さて、ここまでタンク型、ひいては耐久型そのものに対しての向かい風を語ってきた。では、生命力をカバーすることを考えずに湘南ヤンキーも真っ青な突っ張り構成を組んだ方が強いのだろうか?否、断じて否。どんな構成を組むにしても声を大にして心が叫びたがってるわけだが要は、振り切るわけではなくある程度1枚2枚で仕事しそうなものを突っ込んであとは残りの枠で出来ることを考えるというやり方で組んだ方が……その、なんというか、実質の貢献度というか構成全体の完成度というか実際の回しやすさとかそういう感じのなんかが高くなるわけだ。
そしてさらに言わせてもらおう。上記のことすべてひっくるめて受け入れ、それでもなお組んで回してみたいとおっしゃるのであればそれはもうそのまま突っ走って頂くがよかろう。結局は、そうやってるのが一番楽しく遊べるのだから……

とかなんとか言っておけばなんか良い感じに締めくくれるんじゃね?

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