コピーキャットゲーム実装!~荘園にて突如始まるアモングアス~【第五人格】

残暑見舞い

 社会人6年目の令和ちゃんが異常気象をもたらしつづけているこの時代、紳士淑女の諸君は如何お過ごしだろうか。小生もご多分に漏れずこの暑さに心身をやられている一人だが、そんな日々をささやかに慰めてくれるのがゲームという娯楽。同じ苦しみに喘ぐ者同士、暑さにめげながらクーラーで冷えた部屋で疲れを癒そうではないか。
そんなわけで、満を持してなのかどうかは知らないが実装されたコピーキャットゲーム。早い話が人狼ゲームだ。とはいうものの、その本質は少し前に流行した「Among Us」のパク……オマージュと言ったほうが適切だろう。このゲーム自体、元々はキチンと許可を得たうえでDBDをリスペクトして制作されてもなおパクリゲーとして揶揄された過去も持ちながら、ここまで堂々と似せてくるその姿勢は逆に尊敬さえ覚えるほど(しかもアモアスの人気が下火になってきた頃合いで実装する当たり中々にニクい)。今回はそんなコピーキャットゲーム、略称コピキャを実際に遊んでみた感想を色々な観点から綴っていこうと思う

コピーキャットゲーム、面白い?

A.面白い

例の如くとっとと結論を言ってしまうがやはりこれに尽きる。こういったパーティゲームはみんなでもり上がってナンボ、みたいなところがある為細かいことは一旦抜きにして遊んでみたらやはり楽しい。詳しくは後述するが、アモアスよりはそういったパーティ系の楽しさを重視して作られているようにも思える。では、本格的にどういったゲームなのかも見ていこう

コピーキャットゲームの概要

アモアスアモアス言われてたところで、そもそもそっちの方を知らない方にはなにがなんだかわからないだろう。そんな方の為にも簡単にルールの説明をしていこう

プレイヤーは探偵団、模倣者、謎の来訪者の三陣営に分かれてゲームに参加し、それぞれの勝利目標を目指していく。基本的なゲーム構造はこうだ

①自由行動フェイズと会議フェイズに分かれてゲームが進む。自由行動フェイズはマップの中を自由に行動し、それぞれの陣営の勝利目標に近付く行動を進めていく。対して会議フェイズでは、誰が模倣者(もしくは謎の来客か)であるか推理し、投票によって推測した人物を脱落させることができる。実質的な、探偵団による模倣者や来客の唯一の追放手段(例外あり)。

 

②模倣者は模倣者以外のプレイヤーを脱落させる能力を持つ。脱落させられたプレイヤーは死体としてその場に残り、それを発見したプレイヤーはそれを通報し、緊急会議を開くことが出来る。

 

③探偵団はそれぞれマップにちりばめられている演繹要求をこなし、合計55個を終えることで勝利となる

と、いうのが基本的なゲームの流れだ。え?謎の来客に触れてないだろって?問題ない。彼らはこのゲームの流れに関係なく自分のやりたいように個々の勝利目標を達成させることが目的で、言ってしまえば探偵団も模倣者も、他の来客でさえも出し抜きさえしてしまえばいいのだ。つまるところ人狼で言う狐ポジションに当たる。ここの陣営の勝利目標を以下に貼り付けるのでおさらいしてみて欲しい

画像

こんなもんで大体のゲーム像が確認できただろうか。とにもかくにも、以上がこのゲームのおおまかな形になる

何が楽しい?~Among Usとの相違点~

全員に役割がある
アモアスでは所謂狼役がキル能力を持ち、それ以外の村人は黙々とタスクを進めるのみという、言葉を選ばずに言うのであれば味気ない面を持つ。PC版でMODなどを使えば話は別だが、そこを言うと話が脇に逸れるので置いておくとして、とにかくコピキャには探偵団にも推理を有利に進めたり自由行動中にも人外を脱落させる手段を持つ者が居たりするし、逆に狼側にもただ噛むだけではなくキルの補助をしたり情報を撹乱したりする能力があったりするので、良い意味でゲームが混沌として盛り上がりを見せてくれる

全員の発言時間があ
個人的に思うのが、これが最大にして最良の相違点。アモアスでは会議を主導したり情報を整理したり等、会議を誘導する人のみで会議が進むこともあったりするがこちらは引っ込み思案な人でも(強制的に)発言の機会を得る。黒が潜伏しにくくなるというのもあるが何より、皆でゲームに参加できるというのがメリットとして何より大きい。これだけでも向こうとの差別化を図れるだろう(ぶっちゃけミニゲームなのでそんなもん図る必要があるかは疑問だが)

自由行動段階であっても、近付いた人とはボイスチャットできる
死ぬ前の情報共有に便利だし、意外と楽しい

おわりに

コピキャ楽しいぞ!みんなもやろう!(雑)

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